2011/04/16

音の海を泳ぐ

エーテルスイミングスクール第3回目
ゲスト講師:大海悠太丸山典宏
2011年4月16日11:00 ~ 18:00
東京造形大学大 (CSLAB, ペンと点企画)
河村美雪 キュレイション





集団でのインタラクションによる環境の進化の実験
今回の実験では、受講者に短い音を採取(レコーディング)してもらった後、プログラム上の空間にその音源を配置し、それと対応する実空間(複数台のセンサー (Kinect)で囲んだ空間)の中で受講者が動きまわることによって、採取してきた音の組合せを進化させた。
動きに呼応して進化するこのシステムでは、人間とシステムの関係は純なインタラクションに留まらず、予測不能で多様な音の響きの変化をつくり出していく。

講師プロフィール
大海悠太 博士( 学術)。
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修了。
現在は東京工芸大学工学部電子機械学科助教。身体を持った人 工生命を構築することを目指し、生命の自発性の構成法を探っている。近年は、対話型進化計算によってシステムの持つ非線形ダイナミクスを進化させる研究 や、iOS アプリを用いた言語の意味の研究など、様々な分野を横断する研究を行っている。